livingroom diary

愛されるアラカンをめざしてw

おじいちゃんは扶養家族

相変わらず忙しいですが、先日57歳になりました。


次女の大学も決まり、私立の第一志望校、沿線上で通学楽、となったのでホッとしています。長女は今月から就活で、オンラインの説明会が多くて辟易しているようですが、もうイイ大人なので任せてます。


今日は私は在宅でexcel作業、娘たちも家にいるのでダッツを振舞いました。


黒蜜の方が好きだったかも そしてスマホから上げると無駄に画像がでかいw


てなわけで、私も卒母!!
これからは自分のために、好きな事をして生きるの❤


…と思っていたのですが、それどころじゃなくなってます。おっかしいなぁ。


まず、夫と自分の確定申告は2月に終わったのですが、母の確定申告があり。
収入は年金だけで、年金が400万以下(よほどの稼ぎで社会保険料を多額納付していなければ、ほぼここに入る)であれば基本確定申告は不要とされています。


一昨年は亡父の医療費等もあったので、念のため国税庁の確定申告書作成画面で入力を進めていたところ、還付(母の年金はわずかに源泉徴収額あり)どころか「納付」になってしまったのと、手続き関係やら、娘の学校の事やら新型コロナやらでそれどころじゃなく、ま…いっか、確定申告しなくてもいいんだし…と放置してました。


資料は全部取ってあったので、今年改めて確認したら、高額療養費もさほど出ていないし、保険金も死亡保険しか残っていなかったので、全額還付でした。


その上。


夫に、昨年と一昨年の確定申告書チェックをしてもらっていたら、


「ばーば、寡婦控除になるんじゃない?」


と。確定申告は、12/31時点の家庭状況で申告するので、確かに一昨年の年末には寡婦でした。


そして、修正しているときに別の件に気がつき。


お父さん…お母さんの扶養に入れてたわ…


ということで、確定申告は最高5年遡って出来るので、あちこち電話をかけて申告資料の請求をしていました。一昨年からは寡婦控除、その前は老年者扶養控除が受けられるはず。


父の生前、お金をいくら持っているとか、年金がどれくらいという事は聞けなかったです。母も、お互いの収入について知る事はなかったみたい。「家の口座」としている父名義の通帳に、月々生活費としてお金を入れてもらう以外はノータッチだったらしいです。


父は、晩年は少し猜疑心が強くなり、お金どころか生活の仕方についても煩がるところがあり、元々立ち入れない話は一層しづらく、とてもそんな話が出来る状態ではありませんでした。


母はフルタイム正社員、父が個人事業主だったという事情がありますが、案外そんな家庭はある気もします。オトコの沽券で「オレの方が年金少ないし、カーチャンの扶養に入れていいよ」とか言えるおじいちゃん…いないと思います。もしそんなおじいちゃんがいたら、すごくえらいので褒めたいです!


繰り返しですが、所得税なら我が家の場合1万かそこらの話ですが(でも大きいよね)、住民税はその数倍になり、合わせて数万戻って来る計算になるので、年金収入しかない老人にとっては影響大です。
(住民税の場合は自治体によって計算が異なるので、母の場合具体的に幾ら戻るか、とかはわかりません)


更に、私の母の場合はスレスレで扶養範囲を超えている年金額なので出来ないのですが、離れて暮らしている親を、扶養に入れる事が出来ます。会社勤めの息子/娘が、健康保険の扶養として加入させる事も可能だったりと、きちんと扶養の実態に沿っていれば、税金や健康保険料の面で本来受けられる特典を受けられます。


テレビを見て、今の政治に怒ってばかりいないで(父はソウダッタナー)、国のために使われている税金から、自分が受けられる福祉や還付を追求した方がいいですよね。