livingroom diary

愛されるアラカンをめざしてw

還暦コスメ話⑦ふき取り化粧水

今週は色々ありましたが日常に戻ります。もうすぐ使い切りシリーズで。
ふき取り化粧水ってよくわからないんだよなぁ。効能としては、古くなった角質細胞を取り去るもの、らしいです。


昔「スクラブ」って大流行したじゃないですか。粒状の物質がクリーム石鹸とか、ローションとかに入ってて、それで顔や体をクルクルマッサージすると角質が取れますよ、ってやつ。中には「天然成分」と称して果物の種砕いたやつとか入ってた高級コスメもありましたよね。
いや刺さって痛いやろそんなん
とか思ってました。もちろん、ちゃんと微細になってたんだろうと思いますが。


あと、前に言った「仕事関連で高い化粧品なんかを売りに来る人がいた」って話の一つで、〇十万もする美顔器の販売会に連れて行かれた事がありました。美人の正社員からお話があり、数名、派遣数名、契約社員数名で行ったと思う。当時の美顔器ですから、洗面器の下から泡が出るヤツに顔突っ込むアレですよ。同世代の人にはわかる笑


で、使う前か後だか忘れましたが、素顔でやらされたのが今で言うピーリングジェルだった。今売ってるのだとDETクリアみたいなやつ。
マッサージしていると出て来るポロポロは実際の皮膚の成分じゃなくて、
皮膚の上で転がしているうちにカスが固まるもの
と、当時なぜ知ってたのか全く覚えていないんだけど、そういうブツだという事は知ってた。


鏡の前で、顔に消しカスみたいなボロボロを付けて、「で?」みたいな顔をしている私に向かって、販売のお姉さんが「まあぁ~すごいわねぇ、こんなに角質が落ちるなんて、すごいと思いません?」
と言って来て、販売会に誘った社員が
「〇〇さん(私)、びっくりして無表情になっちゃってるわね~笑」
と無理やり盛り上げようとしてました。


一緒に連れて来られた人はローン契約してて、さすが正社員は違うな…と思った記憶があるんですけど、今思うとアレ、事前打ち合わせしたサクラ行為だった気がして来た。いや、多分そーだわ。数歳年上で、フレンドリーに話しかけてくれて、ご飯食べたり仲良くしてもらっていたんですがね。そもそもその方たちもハメられていたのかもしれませんが。人間ほんとコワイ。ていうか思い出したら美顔器まったく関係ねぇ。


そういえば、今のふき取り化粧水も、コットンに取って拭くとこんなに汚れが!みたいな話もまた別にありますが、それですら、いやそんなに汚れる…ってほどの物質が出る?と懐疑的です。コットンが濡れて色が変わってるのと、前日たっぷり付けたお手入れの分が反応して色が付く、くらいの物なような。足裏シートとかも同じ印象しかないんだよなぁ。


話を戻しまして、時を経て、ピーリングというのはスクラブのようなものではなく、成分で行うケミカルピーリングである、というのが当世の常識らしい。酵素、酸(乳酸、AHA=α-ヒドロキシ酸(グリコール酸)、BHA=ベータヒドロキシ酸(サリチル酸)、他にもあるかも。
いわば皮膚表面を(緩やかに)溶かし、肌の再生能力に期待する、というものみたいです。


ちなみに、今調べたのですが上記の酸性のケミカルピーリングというものは、右に行くほど肌負担が大きいものらしい。もちろん、店に並んでるものは濃度も相当に加減され、一緒に配合された成分でトラブル回避が出来るし、医療美容ではリカバリーまできちんとケアする上での使用と思います。サリチル酸ってイボコロリとか、うおの目パッドの主成分なので、なんとなくわかるよね。


それに、無邪気にスクラブなんかで顔ごしごし洗ってた時代と違って、今は「拭き取る行為」すら、肌摩擦が負担になりシワやシミの元になる、と言ってる人もいて「ふき取り化粧水なのに拭き取るのはタブーらしい。(所説あるらしいです)
じゃ、どうするかと言うと軽くパッティングするとか、コットンパックするのが良いと。ネットの表記なども「拭き取り」じゃなく「ふき取り」って記載が多いのを見てると、なんで?と思ってたんですがそういう意味もあるんでしょうかね…どうでもいい話だけど。


そんなで、目に見えて皮むけ効果を感じたり、ヒリヒリ刺激を感じるのは、特にBBAエイジング肌にはマズイので、結果的に効いてるんだかどうかわからない。
まあ美白だのハリだのもあまりわかってないんですけどね


私は、上の写真の中央のアクネスとネイチャーコンクを買い、気分とか肌状態で使い分けよう、と思っていたのですが、結果的にアクネスばかり使ってました。アクネスは香りも柑橘系でさっぱり感が強め、ローションパックをするとなんとなく効いてる(肌柔軟)感がある。赤いボトルのネイチャーコンクは無香料でしっとり感が強く、普通の化粧水と変わらない感じ。


成分表示を見る限り、プラセンタエキス、ハトムギエキスとか、他にも植物エキスが色々と入ってて、そこだけ見てると高級化粧品の趣はある。そして、裏にこんな事も書いてある。

ピントボケててごめん
え?
朝洗顔代わりに◎/保湿化粧水との置き換え/導入液としても
ってどういう事??
っていうかこの製品って結局ナニ??
逆に戸惑う。
でも、下手すると前に言った「もうアイツだけでいいんじゃないかな」スキンケアに食い込んで来るのかもしれない。これ1本で洗顔代わり、ピーリング、導入まで出来るのに、世のあまたのコスメ企業は別々に販売して有難みと不当な大儲けをしているのだろうか。そんなわけないとも思うんだけど…
それ言っちゃうと、そもそも洗顔代わり、ってことは「洗顔で良し」って事でもあって、古い角質層、と言ってもふき取りでこそげ落ちるようなものじゃないと思うんよね…ほんとに必要なんかな。ふき取り化粧水。


ネイチャーコンクのこれ、開発者や販売会社が「すごくいいモノなんですよ!」と訴えたい気持ちはすごくよくわかるんだけど、勇み足というかあれこれ盛り過ぎて、そもそもふき取り化粧水とは、みたいな謎の哲学状態になってしまう、割と買って困惑させられた物となりました。


あっ、あとどこかで誰かが指摘してましたが、フタが硬い!!しかも、結構盛大な音が出る。なんだろう…そうそう、なんかの調味料のフタみたいな硬さと音なんですよ。オイスターソースとかが一番近いかもしれない。いや容器フタの話ね。


アクネスなくなったら、もちろん次にネイチャーコンク使い切るつもりですが、アクネスの使用感はなんだかんだ好きになり、また近所のドラストには売ってないのでリピ買いしとくかー、と思って、楽天のセールでいつもの姫路流通センターを覗いていたら、見た事のないメーカーのふき取り化粧水があったので写真の後ろの「美人ぬか角質柔軟剤水」を買っちゃいました。こちらは米ぬか発酵液、AHA辺りが有効成分みたいです。
結局買っちゃってるんですね私。まあ今なら1000円以下で「良い」と言われるものはとりあず使ってみたいスタンスです。


そういえば、この回に貼ってた(何度もすみません、自分で忘れちゃうんで)化け子さんと、化粧品子さんのトーク

で、プロヘアメイクのお仕事をされながらも、今時のスキンケアに目から鱗が落ちまくっていた感のある化け子さんが、勧められた通りのスキンケアを行ってちょうど3か月報告の動画が出てました。

【シミが消えるか!3カ月検証】3カ月目の報告~
結果としては、「トーンアップは感じる。シミも薄くなったような気がする?」という感覚的なコメントでした。でも、楽しそうで、それはわかる。楽しいんよ。効いてるかも?と思ったり、効けー!と思いながらお手入れするの。


化け子さんも当初、ネイチャーコンクでふき取りされていたようですが、こっちの動画ではアクネスを持ってますね。先にネイチャーコンクを使い切ったのかな。


私も、前の動画を見てこれらのふき取り化粧水とか、酵素洗顔、トラネキサム酸、レチノール製品等のエイジング成分を気にするようになったのですが、今まで最低限スキンケアしかしていなかったせいもあり、「トーンアップ」だけは実感しています。


シミは、化け子さんのように大きいのはなく、ぽつぽつ目立つものがあって、正直、増えているような気がする。ただこれはトーンアップして逆にシミが目立って来たのか(結構あるらしい)、あるいは無頓着で見えていなかったシミが気にし始めて認識した(すごくあるあるらしい)、という事かも。と思ってます。
あと、スキンケアのおかげ?で肌トラブルが緩和されたら、白っぽく平面になった肌のマダラさ加減がより目立つようになった感じもあり…今はわかりません。


ただ、先日お葬式があったので、さすがにファンデーション買わなきゃ、と思ってドラストに行ったところ、流行りのセザンヌのクッションファンデはどれも合わず(セザンヌのって黄色めなんですよね)、他メーカーの標準よりややピンク系のファンデーションが一番なじんでいて自分で驚きでした。それまで、普通のオークル系か、少し白めで良かったのが、近年くすみが強くなったので、1段階暗いファンデやBBクリームを選んでいたんですよ。この辺、選び方や合わせ方がわかってなかっただけかもですが。


ただ、トーンアップに関しては、スキンケア自体より、意外にも「インナーケア」(シミ・そばかすケア内服)が効いてる気がしています。


確か、化け子さんご自身、ネットの美容皮膚科診察処方(自費)薬や、エクエルを飲み始めた、と言ってましたし。案件で1回切りの紹介かもしれんけどね。Youtuberは話が面白い人多くて楽しいけど、無償提供案件や一度きりの体験案件も多いので。


私が服用してるのは、ドラストPBのシステイン配合の錠剤です。ビタミンC、E、B、美白に対応するシステインが入っていて、1か月分税込2000円程度。ビタミンは顔だけでなく、体全体のケアになるので、なるべく続けられるコストのものが良い。美容皮膚科でも他にトラネキサム酸、グルタチオンが処方されるケースもあるようですが、メインはビタミン剤、という印象です。


トラネキサム酸内服と言えば、トランシーノ以外にも、ファンケルの美白内服など、システイン製剤+トラネキサム酸、というものも見つかり、スキンケア製品のハードルが下がってる私としては、あんだけ「こんなモノに金は払えん」と思ってたトランシーノでもいいかな…とか思い始めててちょっとコワイけど、今のがなくなったら試してみたい。
サプリは今大変なニュースになってますが、その辺の話題もそのうち出来るといいな。