livingroom diary

愛されるアラカンをめざしてw

別れと旅立ちの季節

義父が亡くなりまして、今週葬儀となります。
89歳、老衰でもう年明けから「いつ何が起きてもおかしくない」と言われていた状態でもあり、小さい会社のトップとして元気な時から様々な困難を抱えていたり、70代でがん診断されての手術も乗り越えて生き残った人ではありました。


葬儀の日程や段取りが決まって、ヤレヤレと思っていたら今住んでる賃貸マンションの値上げ通告が来て、それも結構な値上げ。
まあ、いつか来るだろうとは思ってた。建物自体は古いんですが、駅チカで広さもそこそこあり、オーナーも個人所有から企業所有になって、インフレのタイミングを逃さないだろうな…とは思ってた。裏腹に最近、長年住んだ人がごそっと出て行ったりしてたし。


金額としても、もっと都心寄りで借りられそうな額になってしまうので、多分これから検討することになりそうなんですけど、今は考えたくない…けど、夫も「一度家賃交渉してみる」とか言ってたのに、やっぱり考えたくないらしくて、とりあえず解約検討で出しておくかー、とか言い出して、日和ったなコイツ…と思わなくもなかったり、就職して3年目の長女も、そうなると今年内には独立の方向で…とか言い出してもおり。


まあ、長女が中1、次女が小2で入った場所で、好条件なのをいいことにダラダラ同じところに住み続けて、家族の形や立場、自分たちも老いて考えておかなければならない事が色々出て来ているのに、あたかも何も変化していないような感じのままでいるのは非常にマズいなぁ・・・と最近思っていたところではありました。


ただ、この年になって新しい行動起こす事を考えるだけでも大変しんどく、改めて老いも自覚してガックリしたり…義父の見送りよりもこっちの方が私は今ストレス。義父は色々困難な人で、でもなぜか周囲が手を貸す事になり、その手を貸した方が病んだり結果的に命を縮めてしまったと考えられなくもない事もあって…でも、結果的に見事なほど負の遺産も、持ち物も残さずに去ってしまったので、後始末の事はほぼ考えなくて良い、というのは気が楽で、浅ましくもこれからも生きていかなければならない自分たちの事で精一杯なんですけどね…


もちろん、新家賃を受け入れ、その間に娘たちが巣立ち、老夫婦二人のこじんまりとした住まいを今度は「買う」ってのもぜんぜんアリなんですよね(次女は来年社会人)。


3月って春めいては来ますけど、別れと旅立ちの季節なんですよね。義父の見送りはあっても、身内がすぐに旅立ちとかそういうのではないんですけど。
4月からは、私も新しく行動する予定の事があるので、あまり感傷的にならずにやり過ごそうと思います。


そうそう、もうすぐ還暦になるのでカテゴリを変更しました。
実は仕事方面も夏場くらいまで忙しい時期で、でもほんと、行動ペースとか思考ペースが若い頃より落ちた…文章を整えるのも同じ。
なので、このままきちんと続けられるかも自分でわかりませんが、もう少し発散に来ようかな。