livingroom diary

愛されるアラカンをめざしてw

承認欲求

また期間が空きました。


突然他人の話から始めますが、次女の中学時代の友人に、イラストがとても上手い子がいた。次女はその子のファンである事を当時から隠さなかったのか、友人関係がその後も続き、最近まで何かと一緒に地元のラーメンを食べに行ったり、公園飲みをしたりしている。


余談ですけど「公園飲み」っていうのは、コンビニとかでアルコール飲料を買って、公園とかのベンチで飲む事だそうです。
自分の子供が小さい時、朝公園に行くとタバコの吸い殻とかが落ちてて「子供が拾って口にしたらどーすんじゃ、公園は子供のもんじゃ来るな(怒)」とか思ってたもんですが、若者もお金なかったり、居酒屋でウェーイするテンションじゃなかったりする時は、夜の公園って憩いの場だったんだね…娘たちはタバコ吸わないし、今時タバコも高級品だから、昔よりは吸い殻も少ないとは思う。


で、その絵の上手い友人、専門学校も特待で入学出来たほどの腕前で、SNSでも高校生当時から相当フォロワーを集めていたらしいのですが、専門学校を卒業した頃、最近はぱたりとSNSに出て来なくなったそう。


それで、娘がどうしたの?なんかあった?と尋ねると、卒業後、とある漫画家さんの専属アシスタントとして入ったそうで、いわく、


「給料が貰えて生活が安定したら、承認欲求に興味が無くなった」


という回答だったらしい。


私もSNSでは、漫画家さんやイラストレーター、アニメーターさん等々が仕事を離れて描きたい絵をアップロードしてくれるのを楽しんで見ていて、そういう人たちが落語小説のタイトル「しゃべれどもしゃべれども」の如く、仕事は仕事、でも描きたい絵も描くという、無限に創作意欲が沸く人たちがいるものなんだ、と思っていたのと、描ける人でアシスタントだったら、一層描きたい気分はあるものなのでは…と想像したので、割と衝撃に近い気分になった。


考え方は色々だし、性格もあるだろうし、売れっ子で激務の漫画家やイラストレーターが、SNSだから許される絵を上げるのは、ある意味「こんなのも描けます」という緩やかな営業目的もあると言えばあるかもしれない。


娘たちはX、インスタ、tictokに加えて何やらBeRealとかいう、Xの映像版みたいなのを使いまわしていて、まだ大学生の次女は、朝起きているはずなのに延々部屋から出て来ないのは起床後のルーティンにそれらのSNS巡回、というものがあるらしい。今の子は全部それらを回るだけでも大変そう。


そんな中で、発信者側は、キリがないという思いはありそう。
私は人気のYoutuberなんかはほぼ見てなくて、せいぜいゲーム攻略とか、世間的に一番メジャーどころだと「長崎バイオパーク」のチャンネルなんじゃないかと思う。
ただ、バイオパークチャンネルも、普段の動画自体はUUUM(ヒカキンとかいるところかな?)に編集やアップロードを依頼しているそうで、編集プロダクションのスタッフによるテンポ良い流れ、面白い効果音や字幕、映像効果や引用画像や映像が盛り込まれるプロの映像なんだな、と感じる。


バイオパークの場合、休日などにライブ配信もあるのだけど、ほぼバーチャル園内散歩なので、いかにいつもの10分程度のネタ動画がうまく編集されているかを逆に感じてしまう。


ブレない高機能カメラと、雑音を広いにくいマイクを用意して、トークや内容が面白ければ人は集まるのだろうけど、それだと相当に人気のチャンネルは限られるんだろう、と思う。映像や写真は、ある程度インスタやtictokにも使いまわしが出来るらしいけど、一度バズると、そのクオリティの面白さが求められてしまいそう。それを個人発信だけで続けて、他に仕事をしないで済むくらいの稼ぎを手に入れるのはよほど才能があるか、でなければ相当苦労が必要なんだろうな、と思う。


年のせいかとは思うけど、私などはYoutubeのショート動画ですら目まぐるしくて、多分tictokと両方で使えるように作られるものが多いからなんだろうけど、あれって止めようとしてタップすると何故か「いいね」がついてしまう事が多くてすごくイライラする。
次女いわく「いいねと再生回数で作成者にお金が入るから、それを狙って早口でさっさと切り上げるのがtictok文化」みたいな事を聞いて、ボェェェーと思った。


そういえばXも有償メンバー、いいねと閲覧数で幾らかコミッションが入るようになったらしく、その結果「インプレゾンビ」というものが沸きまくって、到底コミュニケーションの場ではなくなりましたね。まあ元々マスコミ主導でないニュースソースとして使ってるのですが…


そんなで「個人が自分の才能を世界に向かって発信できるのがインターネットのいいところ」、といううたい文句の頃にインターネットを始めたいわゆる「老人会」なので、↑のように「収入があれば承認欲求なんて別に」という若い人の言葉が割と衝撃的でしたよ。


まあ、私も元々はこうやって文章記すのが趣味くらいな感じだったけど、今はブログ打ちに行くと、なんだかんだ半日過ぎちゃうんだよな…って思いますもんね。


久々なのになんか変な話題だけで終わってしまいました。


近況報告を箇条書きに


・来月還暦(!)
・セルフネイル継続中。
 レジン工作兼用の100均ライトを止めUVのないLEDライト(最安サロン用)購入。
・次女就活終了(早かった)
・肌活やメイクに目覚める(笑)
・ウクレレ最高に楽しい