livingroom diary

愛されるアラカンをめざしてw

ゲームで遊ぶ親

1か月ほど前、大学生の長女が「マリオカートwii」を買って来ました。2008年リリースで発売終了しているので中古品です。


長女は器用でスーパーマリオなどコントローラーの微妙な加減が必要なゲームが得意ですが、何の気なしに私も自分のアカウントを作って始めてみたら私もハマってしまいました。


気がついたら、さっさとクリアした長女の次にあともう少しで完勝というところまで来ていました。クリアした後も十分に遊べるのですが、長女は今日も大学のゼミからバイトが入っていて、30分程度遊ぶといそいそと出かけて行き、高校生の次女に至ってはゲームよりSNSをチェックしたり、宿題したり、髪やらの手入れの方に関心が強いようです。


二人がまだ中学生、小学生の時にDSやwiiを買い、色々なゲームに熱中しているのを私はイラっとしながらも、


ある程度操作に慣れた方が楽しいし…
リフレッシュ(現実逃避)したい時間もあった方が良いし…


となるべく咎めないできたつもりです。
子供はそうは思ってないかもしれませんが。


そして今、操作に慣れた私は目いっぱい楽しんでるというわけです。
結構時間無駄にしてる自覚はありますw
そろそろ飽きるとは思いますが、ゲームというのは「飽き」と同時に「慣れ」、そして「報酬」という3要素がうまく組み合わせてあって感心します。


wiiで遊ぶと「今日の出来事」というメッセージが届いて、何をどのくらいの時間遊んだか記録されるんですね。先日次女から「マリカー5時間って出るんだけど!」とチェックを入れられました。私はそんな機能があるのを全く知らなかったのですが、子供たちはしばしばチェックしてはヤバい!と思っていたのでしょうか。



コースをクリアすると、それまで激戦を繰り広げて来た(これが、結構ダーティで腹が立つ事も多いw)キャラクターたちが夕暮れのコースを並んで走る動画を背景に、英語のスタッフロールが出ます。



マリオカートWii エンディング 修正版



クレジットの最後には故・岩田聡さんの名前。

任天堂ゲームに特に思い入れが強いわけでもありませんでしたが、訃報は結構ショックでした。


wiiも、我が家のメインプレイヤーの子供たちが遊ばなくなり、私が家でwii fitをやる程度です。wii fitで一番プレイ?するのが「自転車」で、自転車とはいいながらwiiボードの上で足踏みして自転車を漕ぐのですが、最長コースだとどうショートカットしようが30分近くかかります。結構疲れます。


wii fitでは、家族のmii(似顔絵アバター)も登場して、走っていると家族とすれ違ったりします。



Wii Fit Plus Training Plus Part 2-4: Island Cycling Expert Course


昨年末、知人の奥さんから、喪中はがきが届いて、知人が50歳直前にして亡くなっていた事を知りました。何度も家族ぐるみで会っていたので、夫ともども衝撃を受けました。


その頃は毎日wii fitを使っていたので、自転車コースの夕焼けを眺めながら、いつか、夫を失ったり、子供たちがそれぞれの家族を持って家を離れたりしても、ゲームの中では変わらないmiiがいるんだろうし、逆に私が死んでもゲームの中にはいるんだな…などと思いつつ足踏みをしていました。

マリカーもwii fitも、Switch版があるようです。動画を検索していたら、今私が遊んでいるものよりグラフィックははるかに綺麗で、見ていて楽しいです。あと基本的にゲームの流れは変わっていない感じです。
違うとしたら、wii版はネット対戦サービス等、色々なインターネットサービスが終了してしまっているのですが、今のところSwitchを買う予定はありません。インターネットから切り離されて、忘れられた幻の世界で遊んでいるような感覚は割と悪くないですw


これからの年寄りはゲームして過ごす人が増えるんじゃないかと妄想してます。
実家の私の親も、暇があれば一日中テレビを見ていますし。
私が子供の頃はテレビばっかり見ていると咎められたものですからw
そして今、私が実家に行くと親を咎める方になってます。