livingroom diary

愛されるアラカンをめざしてw

「天気の子」を見ながら…

ネイルですが、一段落したというか、家族も何も言わない状態になっていて、この週末、夫が「天気の子」の録画を見始めたので、後ろにこたつテーブルを広げて見ながらネイルのつけかえをしてました。


その前日に、ファイルで削ってカラー落とすところまでやってたんですが…


もはや、落としてもベースは完全には落とさずに、しかしそのまま風呂に入って、
翌日、その上から塗る作業をするっていう…
しかも先が伸びれば削っちゃうし、マイペースでしたい放題になってます。


相変わらず、新しいアイテムは購入出来ていないので、今回はこんな感じ

単色マットは寂しいので、根本にライナーゴールドで何となく線を引き…
↓両方ともセリア、マットコートもセリア


左親指だけ、ミラーでフレンチ風にしました。

ミラー、他の指にもやってみたかったのですが、左手はすぐ先が伸びたら削っちゃうし…
右手は、左手でやらねばならないので、そんな時間なく。


テキトーセルフですが、ベースは元のが残ってるところが段にならないように慎重に二度塗り、カラーは、このセリアのマイルドカーキは発色が薄めなので3度塗りしてました。


ていうか、塗った翌日くらいに撮ったのにもう根本が露出してるw
これの前のが、いい加減に塗って根元の皮膚に少しついてしまった指が多かったんですが、伸びてくると、根元の方から浮いて剥がれて来て、そのたびにニッパーで切ってました。
やっぱり、根元にはジェルがつかないようにしないと持ちの点でも良くないですね。


セリアのマットコートはすぐ剥がれてツヤが出て来てしまうので、どこかでまたマットコートだけ塗りなおしになるので、その時に気が向いたらミラーフレンチを他の指にもしてみたいです。その頃には、この親指のミラーが削ってなくなってる可能性あるけど…


普段も、ネイルオイルやクリームで手入れしてますが、元の爪のシマシマはもうどうにもならないみたい。甘皮処理は、ネイルが載っていてもたまにやってるせいか、根元が下りて縦長の爪になったと思います。


でも、爪の周囲にあまり力を入れたりするのは健康によくない、という話をネットで見かけてしまったんですが、どうなんでしょうね。「爪もみ」というのがあって私も以前、やってた事があるんですが、あまりやりすぎないように!と警鐘を鳴らしているお医者さんのツイートを見かけました。ちゃんと調べておかないとな…


さて、「天気の子」ですが…


面白かったし、他の新海作品でもある「新宿中心の美しい風景」「『淡い』恋愛物語」を堪能させてもらいました。


私も、夫も、結婚する前は仕事やら遊びやらで、都内を電車で巡る機会が多かったので、新海アニメに出てくる新宿とその近辺の風景は見覚えがあるところが多く、クライマックスで主人公が、消えてしまったヒロインに会いに行くために線路の上をひた走るところなんかは、私は新宿近辺にならないとわからなかったんだけど(爪も塗りながらだったし)、夫は


「東中野から新宿(しかも南口)まで一気に走って行くなんて…」
と、言ってました。そこか。


個人的には、ヒロインのために物理的にはありえないスピードで走り、バイクが飛び、崩れる階段を駆け上がり…というのを見て、ジブリっぽくなって来たな…と思いました。


新海アニメは一番最初に「秒速5センチメートル」を見て、もうあのオチの衝撃というか、カタルシスというか…ネタバレを避けると、正直、えっ…嘘でしょう…と思ってると、山崎まさよしさんの歌が流れて来て、いやいやいや、そういうオチなのかやっぱり…と愕然となる、という。


でも、もう一度あの映画を見た人なら、山崎さんのあの歌を聞くたびにこの映画での人物たちの話を追体験してしまって、まるで自分の記憶のように蘇ってしまう。これはねぇ、やられました。


「言の葉の庭」でも、主人公の男女が、本当の意味で和解するときに秦基博さんの曲が流れ、音楽の使い方が本当に上手いと思います。


ネットのファンの解説などでよく言われてますが、新海さんはゲームのオープニングムービーを手掛けていて、特にアダルトのギャルゲーでの評価が高かったそうで、それらを知るファンのツイートなどで、手法としては同じなんだとか。一部のファンの解説ですが。


確かに、うちの長女なんかは(「すずめの戸締まり」ももう見てきた)、「監督の性癖がね…」とバッサリ言ったりしてましたが、独特の目線はあると思う。でも、それ言ったら私はジブリ映画に「監督好みの偏った女性像、女性趣味」を常に感じてて、映画はすごいけど一抹の気持ち悪さというか、それをわかってても見てしまう、見せつけられてしまうの何なのか…と思っていたので、新海さんのなんかは普通に主人公男子に下心があるし、ヒロインは色っぽいので却って健全な感じすらしたり。


…「言の葉の庭」でも、状況的に、あの和解の後、二人に何があったのかは全く描かれないですが、いや色々あったでしょ、と考えるのが普通なんだそうで(新海さんがどんなゲームの動画を作って来たと思ってんの?みたいな感じだったりもし)…
なんかこういうの聞いた事あるぞ…と思ってたら「ローマの休日」でした。


あの映画でも、クライマックスで雨でびしょぬれになった中で二人はキスして、次の場面がアパートに戻って来てシャワーを浴びたアンが出て来て、何かを飲んで(ワインだったかな?)落ち着いた感じで、もうお互いに別れの時が近づいている前提で話をするんだけど、


「その間に何があったか」
「この二人は大人であるので、男のアパートに戻って、何もないことはあり得ない」


という説があるらしく、当初、我儘気儘だったアン王女が、最後の会見では、他国から外交で来た王女である自覚を持つ=心身とも大人の女性になった


みたいな解説を読んで「確かに…」と感心したりしてました。
所説ある事かもですが。


なので「言の葉の庭」も、今回の「天気の子」でも、泊まれる場所がなかなか見つからなくて、ラブホへ行くのですが(弟もいるんだけどね)、そういう色っぽい匂わせをしながらも、その描写はしないのを「ローマの休日方式」と勝手に名付けたりしてました。


また話が逸れて長くなってしまいました。


私は普通に「天気の子」はファンタジー映画として楽しかったんだけど、アニメやオタク話題になじまない夫の感想は


「子供の貧困問題がつらくて、途中見るの止めようかと思った」


でしたw


まあ確かに…そうなんだけど、オタクじゃないのもなかなか大変だな…と思ったりしました。